素材から選ぶ満足できるカーペット

カーペットによく用いられる素材は主に、ウール、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、アクリルなどが挙げられます。素材ごとに、肌ざわり、強度、保湿力などに違いがあります。素材ごとの大まかな特徴を挙げると、ウールは肌ざわりが良く、保湿性に優れています。ナイロンは耐久度が高く、非常に丈夫です。ポリプロピレンはコストパフォーマンスに優れ、汚れにも強いです。ポリエステルは、しわが出来にくく、水や熱に強いです。アクリルは肌ざわりの良さから、毛布などにもよく用いられています。ニーズにもよりますが、一般家庭に最も適したカーペット素材はウールです。なぜなら、ウールはさまざまな空間にフィットし、どの季節にも対応できる非常に優秀な性質をたくさん備えているからです。

あらゆる空間にフィットするウール

天然素材のウールはやさしい肌ざわりで、暖かく、湿度を調節する性質があります。セーターやマフラーにも用いられるので、冬は暖かく、また部屋の湿度が高い時には吸湿し、乾燥しているときは湿度を放出するため、夏は涼しく、オールシーズンに適しています。ベッドルーム、リビング、オフィス、玄関、子供部屋など、どのような空間にも適している素材です。そのほかの特徴として、ウールは表面にうろこ状のキューティクルがあるため、撥水性を備え、汚れにくい性質があります。弾力性にも優れているので、ヘタリにも強く、ふわふわした手触りが長持ちします。繊維が表面で水分を弾き、内部まで入り込ませないので、飲み物をこぼしてもシミになりにくいです。湿度を調節する性質から、静電気が発生しにくく、小さなホコリなどが付着にくいです。他の素材より、燃えにくい性質をもっているため、火事の心配も少ないです。以上の点から、ウールはカーペットに非常に適した素材といえます。

ニーズによっては他の繊維素材を

ウールは確かに優れた素材ですが、ニーズによっては他の素材を選んだ方が適切な場合もあります。例えば、ナイロンは合成繊維の中でも高い耐久性、耐摩耗性に優れており、また、カビの影響も少なく、水に塗れても変形しにくいという特徴から、オフィスやホテルのロビーなどに敷くのに適しています。ポリプロピレンは、コストパフォーマンスに優れており、非常に軽く丈夫で長く使うことができ、また水分を吸収しない性質からシミにもなりにくいので、調湿効果を期待しないのであればおすすめです。ポリエステルは合成繊維の中で、日光やカビの影響を受けにくく、シワにもなりにくいですが、毛玉が出来やすいデメリットがあります。その点を許容できるのであれば良い素材です。アクリルは手触りがやさしく、保湿性も高くとウールに近い素材ですが、熱や摩耗に弱く、遊び毛が発生しやすいです。しかし、発色が鮮明に出るのでカラーバリエーションが豊富なのでデザイン性を重視する場合は非常におすすめです。以上の点から、最もおすすめの素材はウールですが、ニーズによっては他の素材も十分良いといえます。